33歳、突然の加齢臭宣告

私は今33歳ですが、先日ついに加齢臭がすると言われてしまいました。

 

ふとした瞬間に妻から、「お父さん、加齢臭がするよ」と言われました。ですが、もちろんまったく自覚がありません。元々人間は、他人の臭いには敏感なのに、自分の臭いには鈍感な傾向があります。私も例外ではなく、自分はそういった臭さとは無縁なのだと思っていました。加齢臭がするのは40代ぐらいからだとばかり思っていましたが、どうやら見当違いのようでした。

 

加齢臭ってどんな匂いがするのか妻に聞いてみたところ、おじさんみたいな臭いがすると言われてしまいました。古臭い臭いとも言われかなりショックでしたが、すぐに対策を講じることにしました。妻曰く、耳の後ろが一番臭いを発するので、お風呂に入ったらまずそこを重点的に洗えばいい、とのことです。

それから妻は、加齢臭専用の石鹸を購入したり私の衣類だけ別に洗ったりするようになりました。何だか疎外されているようでしたが、しょうがないのかなと思っています。

 

それと私は仕事柄、終電で帰ることがほとんどなのですが、帰ると疲労のあまり風呂に入らず寝てしまうことがあります。以前は何も言われませんでしたが、最近、次の日の朝に寝室が脂っこい臭いがすると言われるようになりました。しかも私は喫煙者なので、余計に臭いと言われ、風呂に入れない時はリビングで寝てほしいと言われる始末です。

 

髪の毛が薄くなってきたのは薄々感じていましたが、臭いにまで老いが及ぶとは思わず、何だか気持ちも一気に老け込んでしまったような気がしています。ただ自分の臭いは相変わらずわからないので、電車に乗る時には周りばかり気にするようになってしまいました。またエレベーターを使う頻度も減り、階段かエスカレーターを使うようになりました。これももちろん、密室を避けるためです。

 

臭いを気にするようになると、自分が何かウイルスを持っているような気になります。妻はそんな私を気にしてか、いずれ必ずやってくるものだから受け入れた方がいいし、もう慣れたわと言ってくれました。

 

今まで臭いで悩むことがなかったので、今後は今までしてこなかった臭いのケアをしっかり行い、少しでも若さを保っていきたいと思っています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>